東京で移住相談会【予約受付中】4/30有楽町、5/14銀座NAGANO

移住の決め手は、大自然と人でした。服部さん夫婦の飯山移住ストーリー

写真は、左から飯山市移住定住推進課の水野さん、服部さんご夫妻

この記事は、認定NPO法人ふるさと回帰支援センター「FURUSATO」に掲載の「移住の決め手は、大自然と人でした。飯山で楽しむ夫婦の第二章。」記事より、一部を編集して掲載しています。

移住の決め手は、大自然と人でした。飯山で楽しむ夫婦の第二章。

北信州の豊かな自然に囲まれ、日本有数の豪雪地帯でもある飯山市。ともに東京出身で、団地暮らしの長い服部さんご夫妻に、飯山での生活を決断させたのは、人との出会いでした。「空気と水が綺麗な所、食べ物がおいしい所」を求めていたお二人は今、新たな住み処での毎日を楽しんでいます。

服部さんご夫妻に、新しいライフステージの舞台となった飯山との「馴れ初め」を伺いました。

服部 輝夫・幸子さん
東京都出身の夫婦。輝夫さんは運転の仕事に従事。リタイア後、千葉県から長野県中野市を経て、2024年7月に飯山市へ移住。

服部さんご夫妻

夫妻そろって東京育ち

東京で生まれ、ずっと都会で過ごしてきた服部さんご夫妻。お子さんも東京暮らしというお二人ですが、輝夫さんは田舎が大好き。子どもの頃から夏休みや冬休みの時、ご両親の実家である三重や茨城の田舎で過ごしていたといいます。

お義母さまのふるさとでもある野沢温泉への旅行を重ね、「長野に終の住み処を」と考えるようになっていた輝夫さん。リタイア後、田舎暮らしについての本を読み、物件情報なども探していました。

新天地に思いを巡らせていた夫妻に移住を決意させたのは、輝夫さんが体調をくずしたこともあり「やりたいことは元気なうちにやろう」と考えたこと、そして飯山市移住定住推進課の担当者との出会いでした。

偶然訪れた市役所での出会い

田舎に憧れる輝夫さんと、美味しいものが大好きで「山菜がある所になら移住したい」という幸子さん。揃って毎年夏に訪れる野沢温泉村は、物件の価格や雪深さを考え候補地から外し、東京から移住した先輩に勧められたのがトカイナカ(※)である中野市でした。

※トカイナカ:都会と田舎の中間地点で、 都会の利便性と自然の豊かさを兼ね備えたエリア

しかし、中野市を拠点に1年間、市内の各所をめぐったものの、これぞと思う物件に出会えず…。候補地の範囲を広げようと訪れたのが、飯山市の市役所。そこで出会ったのが、移住担当の水野さんでした。

水野さんは6年間移住担当を務め、その後別の部署へ異動したのですが、折しも再び移住担当として戻ってきたタイミングでした。

「水野さんに相談したら、初対面なのにすぐに街中を案内してくれて。行政の人が自分たちのためだけにここまで動いてくれることに、びっくりしました。そんなことは初めてでしたよ」

車で市内の各所を案内してもらい、飯山での生活のメリットや注意点を教わった服部さんご夫妻。飯山市出身で、ご自身も就職を機にUターン移住したという水野さんの語り口から、強い「飯山愛」と、飯山暮らしの魅力についての自信を感じ取ったといいます。

「市役所じゃなくても、どこでも相談対応しますよ!」と水野さん(飯山市文化交流館「なちゅら」にて)

豪雪でも暖房なしでOK!のびのびとした暮らし

「自治体としては若い人が移住するほうがいいのでは」と心配だったものの、水野さんの「飯山への移住は何歳でも大丈夫!」という言葉に背中を押され、お二人は一軒家を新築し、飯山暮らしを始めました。

「景色があまりに良くてここに決めました。水野さんに『景色はあとでお金を出しても買えない』とアドバイスしてもらったのも大きいですね」

庭から見た景色

飯山での初めての冬を体験し、「見たことのない雪にびっくりした」ものの、ご自宅は断熱と日当たりの良さのおかげで冬でも暖房を点けなくても暖かい日があると言います。

当初は古民家をリフォームして暮らすことを夢見ていたお二人ですが、飯山の物件は大き過ぎたり、古過ぎたりで、改装にも費用がかかります。

「水野さんから『長い目で見たら安上がり』とアドバイスされて新築しました。雪かきにも考慮した家になっています。庭にはタヌキやキツネもやってきますね。遊びに来た孫も喜んでくれるし、ここにして良かったです」

移住してから、外へ出て人と触れ合うことの大切さをより実感したという輝夫さん。

「飯山市の人々と知り合えますしね。スーパーでアルバイトもしていますよ」

友人や孫を呼んでのバーベキューや、家庭菜園を

飯山に移住してまだ1年足らずで、生活はまだ手探り状態とのことですが、今後の目標について伺うと、「広い庭で家庭菜園を始めたい」と笑顔で話してくれました。

「半分芝生、半分畑にしようと思っています。春になったら友達が遊びに来る予定だし、孫たちも呼んで、ウッドデッキを作ってバーベキューもしたい」

と輝夫さん。幸子さんは、そんな様子をInstagramで発信してみたいそう。

楽しみがたくさんあると語る服部さんご夫妻は、食べることが好きでおいしいお店を色々と探している一方、気をつけていることがあるそうです。

「飯山市はうれしいことに、どこへ行ってもご飯の量が多い(笑)。残したくないので、最近は量を少なめにしてもらっています」

長野といえばやっぱり信州そば(「しおいり」)

「道の駅 花の駅 千曲川」の人気メニュー「里わカレー」

好きなことをするために、こだわってほしい

日々の暮らしを丁寧に、飯山での歳月を刻み始めたご夫妻。最後に、飯山暮らしや移住の魅力を教えてもらいました。

「雪を心配していたけれど、豪雪地帯である分、飯山市は除雪の技術が高度で、普通に車で走れます。そのことを事前に動画で見せてもらったり、実際に住んだらどんな生活になるかを率直に聞いたりしました。
せっかくの人生だから楽しく生きたほうがいいし、好きなことをやったほうがいい。そのためにとことんこだわってほしいです。
そうすれば、水野さんのような『人』に恵まれて縁がつながり、『ここだ!』と思える住み処が見つかるのではないでしょうか」

この記事は、認定NPO法人ふるさと回帰支援センター「FURUSATO」に掲載の「移住の決め手は、大自然と人でした。飯山で楽しむ夫婦の第二章。」記事より、一部を編集して掲載しています。

ご自宅から移住相談しませんか?
平成28年度から、通算9年間で約1700世帯の移住相談を受け、送ったメールは4万通以上!
長野県飯山市の相談員が、あなたの移住相談にのります