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飯山市の学校教育特集[1]ICT(情報通信技術)教育環境の充実

この記事は「広報 飯山」平成31年2月号の特集記事「子どもたちの未来を拓く  最新のテクノロジーと本物の英語を子どもたちへ」より、一部を編集して掲載しています。

長野県飯山市では子どもたちの可能性を拓き、国際化社会に対応できる人材を育てるための学校教育に力を入れています。

2019年9月に実施したプログラミングの授業でタブレットを操作する小学校4年生の児童

飯山市では、全小学校にタブレット端末と大型ディスプレイを整備

現代では、生活の中に溶け込んでいるICT(情報通信技術)。このような時代をうけて、以前にはないICTを使った教育が進められています。市内各小学校では、タブレット端末、大型ディスプレイ(大型提示装置)を活用した取り組みが始まっています。

木島小学校では、平成28年から2年間をICT推進校として取り組み、平成29年度からは、タブレットや大型ディスプレイを、どの教科のどんな場面で活用できるか研究を進めています。

こちらは木島小学校の国語の授業風景。3年生を担任する先生がタブレットを操作し、子どもたちが大型ディスプレイを見ながら楽しそうに漢字の書き順を習っています。

 

こちらは「村」の「へん」と「つくり」の間をあけると違う漢字に見えてしまうということを、大型ディスプレイを使って説明中の1年生の児童です。

プログラミング的思考を子どもたちに

プログラミング教育を通して育成する思考力「プログラミング的思考」。これは、プログラミングを行う能力そのものではなく、国語や算数などの科目、日常生活、社会に出た後などあらゆる場面で生かすことのできる汎用的な能力です。

木島小学校ではコンピュータを使った授業を行っています。このコンピュータは、LEDや各種センサーなどを接続してプログラムすることで、さまざまなものをつくることができます。

タブレットを使い、モーターカーの上にあるコンピュータ(スタディーノ)に接続し、プログラミングをしている様子

木島小学校では、LEDを信号機のように点滅させるプログラムを作ったり、モーターカーにつないで走る速さと時間をプログラムしたりしました。

プログラムはいずれもキーボード付きのタブレットで入力します。プログラムは、命令が書かれたブロックを組み合わせるものです。

ゆくゆくは、子どもたちが自由にプログラミングしたり、自由にICT機器を使いこなせるように

授業を担当した平田久貴先生は、

「授業は試行錯誤しながら行っている。ゆくゆくは、子どもたちが自由にプログラミングできればいいと考えているが、今のところは、プログラミングを体験することでおもしろいと感じてもらえばいい。授業は、グループで行う。子どもたち自身が考え、仲間と協力しながら目標を達成できることが重要」

と話します。

木島小学校校長で、飯山市ICT活用研究委員会委員長の平野弘蔵先生からは、

「大型ディスプレイが各教室に配備され、多くの授業で使われるようになった。先生方にはタブレットの活用をはじめとして、ICT機器を一層扱ってもらえるように研修の場を設けていきたい。また、子どもたちが自由に使いこなせるようになってもらえればと考えている」

と意気込みを語っていただきました。

飯山市では、引き続き子どもたちが最新のテクノロジーに触れるよう、取り組みに力を入れていきます。

[この記事は、2019年2月現在の情報を元に作成しています]

子どもたちの可能性を拓き、国際化社会に対応できる人材を育てる

飯山市教育長 長瀬哲

私たち、そして子どもたちを取り巻く環境は、以前より早いスピードで変化しています。北陸新幹線飯山駅開業により、飯山に海外から多くの観光客が訪れるようになり、海外の人と触れあう機会が増えています。また、ICTの進化は目まぐるしく、AI、自動運転、ドローンなど、最新のテクノロジーは、日々進化しています。

その一方で、全国的な少子高齢化、人口減少など大きな問題に直面しています。このような、社会情勢により、将来を担う子どもたちへの教育のありかたについても、大きな変革期を迎えています。情報通信技術に学校で触れられるよう、昨年12月に市内の全小学校へグループ学習で利用するためのタブレットや、教室に大型ディスプレイ(大型提示装置)を整備しました。市では、平成28年度から飯山市ICT活用研究委員会を設置し、環境整備を進めてきました。現在は各教育現場の実践で、最大限活用できるような取り組みについて、先生方が授業での指導を工夫しています。

英語でコミュニケーションが誰とでもできる時代に向け、ALT(英語指導助手)を2名増員し、市で6名とし、小学校では、英語の授業で毎時間ネイティブな英語に触れられるようにしたほか、平成30年度からは、英語指導の助言をする英語指導主事が各学校の英語授業を助言指導しています。

少子高齢化、IT技術の進化などにより、この先、今までになかったような、前例のない課題に直面することがあると思います。このような答えのない課題に対し、他者と協働しながら、自分で判断し、行動し、最善の方法をみつけなくてはいけない時代がきています。

この先の見えない課題に対し、力が最大限に発揮できるよう、また、乗り越えていけるよう、さまざまな可能性を秘めた子どもたちの未来を信じ、国際化社会に対応できる教育を目指しています。

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